2024年3月例会
作品のテーマは?と問われれば
「今の時代そのもの」
ものがたり
1940年代フランスのいなか町。古い厩舎で馬を飼って暮らす、トーマスとベルの父親。ベルは学校へ行かず、いつも厩で本を読んで過ごしている。大好きなのは「ドン・キホーテ」。いつか自分は男になって世界を旅する騎士になることを夢みている。ある夜、家族とはぐれ逃れてきたユダヤ人のサラを厩の隅でみつける。ベルはサラに、僕が君を守ってあげると約束するが、戦争の影はこの町にも忍び寄ってきて・・・。馬丁のルイ、ベルの担任のオードリー、そして厩舎で飼われる”馬”のロシナンテとサンチョ。それぞれの境遇を生き抜く人々と2匹の馬の物語。
2024年1月例会
第356回例会
『連鎖街のひとびと』
2024年1月19日㈮
午後6:30開演
会場 シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢
作 井上ひさし
演出 鵜山 仁
音楽 宇野誠一郎
出演 高橋和也 千葉哲也 加納幸和 鍛冶直人 西川大貴 朴 勝哲 石橋徹郎 霧矢大夢
時代の流れに追い詰められた劇作家二人
土壇場で発揮されるのは人の心の強さ
昭和20年旧満州国 大連市
とり残された劇作家たちに課された使命は
通訳将校歓迎会の台本作り
しくじればシベリア送りの状況下
時間も食事も俳優も何もかもが足りない中で
生み出されたのは起死回生の逆転劇
3月例会 12月20日(水)に延期(終了しました)
第355回例会
2023年3月29日(水)
→ 12月20日(水)に
延期になりました
午後6時30分開演
会場:シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢
作 井上ひさし
演出 丹野郁弓
舞台は花街として栄えた柳橋の古橋医院。
ここは新派の水谷八重子に心酔する古橋院長を筆頭に全員が熱狂的な新派ファン。
そこへ水谷八重子そっくりの「音楽のような声」をもつ芸者・花代が現れて・・・井上ひさし流の爆笑とユーモアで物語は展開します。
11月例会(終了しました)
第354回例会
『サンシャイン・ボーイズ』
2023年11月9日(木)
午後6時30分開演
場所 シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢
作 ニール・サイモン
訳 小田島 恒志 小田島 則子
演出 堤 泰之
出演 加藤健一 佐藤B作 加藤義宗 田中利花 照屋 実 韓 佑華 佐野 匡 声の出演 清水明彦(文学座)加藤 忍
ストーリー
ニューヨークの古びたホテルの一室で、悲惨な生活をおくるひとりの男、ウィリー・クラーク(加藤健一)。元はヴォードヴィルの大スターコンビであったウィリーは、ひとりとなった今でも役者としての自分は終わっていないと必死にもがくものの、その気持ちとは裏腹になにもかもが上手くいかず仕事にありつけない。ある日、テレビ局の副社長が頭をさげてお願いするほどの大仕事を、ウィリーの甥であり、マネージャーのベン・シルバーマン(加藤義宗)が持ってくる。ウィリーは当然引き受けると思いきや、出演の条件は元相棒アル・ルイス(佐藤B作)との ゛サンシャイン・ボーイズ”による往年の名作コントだと聞いて出演拒否の一点張り!
喜劇の黄金時代が生んだ史上最高のコンビとまで言われたルイス&クラーク、11年ぶりの名コンビ復活となるのか?!ラストショーの最後に待ち受けるふたりの運命は・・・?